南米における当社初の風力発電事業について

  • プロジェクト
2013.09.20

当社グループは新たな市場として、南米ウルグアイの風力発電事業に参入します。発電施設はウルグアイの南部で、首都のモンテビデオから北東にあるミナスに、1基あたり3,000kWのヴェスタス社製の風車を14基設置するもので、総出力は42,000kWです。既に本年3月に着工しており、営業運転開始は20141月の予定です。

本事業はフランスを拠点とする再生可能エネルギー事業者であるAkuo Energy SAS(アクオ)社が、5年前より開発を進めていたもので、当社グループはこのプロジェクトの事業会社へ資本参加しました。

ウルグアイの風力発電については、2012年末の導入量は52,000kWですが、2008年に発表されたEnergy Plan 2005-2030では、2015年までに電力供給の50%を、再生可能エネルギーでまかなうことを計画しております。

本件は当社グループとして南半球で豪州に次ぐ2件目のプロジェクトになりますが、南米において、さらなる事業展開を進めていきます。

発電所の概要

所在地 ウルグアイ (ラバジェハ県、ミナス)
発電規模 42,000kW
3,000kW14/ヴェスタス社製)
事業会社 Generacion Eolica Minas S.A. (ジェネラシオン・エオリカ・ミナス)
出資構成 ユーラスエナジーグループ 43.5
Akuoグループ       56.5
売電先 Administración Nacional de Usinas y Trasmisiones Eléctricas
UTE:ウルグアイの国営電力会社)