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Dialogue 02

若手座談会

若手座談会

スペシャリストが揃った環境で伸ばしていける、自身の可能性

  • Ichikawa Hiroto

    市川 弘人

    技術部 兼 洋上技術推進チーム

    2017年新卒入社

    ※所属先はインタビューのものです。

  • Yoshikawa Kazuki

    吉川 和希

    国内事業企画部

    2017年新卒入社

    ※所属先はインタビューのものです。

  • Ichikawa Hiroto

    加藤 津由実

    海外事業部

    2018年新卒入社

    ※所属先はインタビューのものです。

高い意識と優れた専門性で
一人ひとりが前向きに業務に取り組む

現在の業務内容を教えてください。

  • 市川

    風の状況を見る風況チームで、風車の配置や建設する際の安全性などの検討を行っています。極論するとユーラスエナジーは風車を回すことで収益が出るわけですが、私たちがどの場所に風車を設置するかで会社の収益性に大きな影響を与えるわけです。責任のある業務なのでプレッシャーも感じますが、同時に私はそこにやりがいを非常に感じています。

  • 加藤

    海外における開発業務を行う海外事業部に所属しており、その中でもサハラ砂漠以南のアフリカ大陸とオーストラリアが私の担当エリアです。操業開始まで案件の進捗を管理したり、他部署と協力しながらプロジェクトを計画通りに操業へと導くのが主な業務になります。スケールも大きく、長期にわたって地図に残る仕事という点に魅力を感じています。

  • 吉川

    固定価格買取制度の変更に合わせて発電量を調整したり、売電のスキーム確立や電気を売る相手の検討といったことを担当しています。担当する業務はどれも新規事業の立ち上げのようで、前例のないプロジェクトが多いのですが、入社直後にも関わらずそうした大きな仕事を任せてもらえるので、前向きに日々の業務に取り組めています。

ユーラスエナジーに入社を決めたきっかけは何ですか?

  • 加藤

    大学で環境保全に関連する分野を学んでいたのですが、環境保全と経済活動が両立できる仕事として、再生可能エネルギー関連の企業を探していました。また海外で仕事もしたいと考えていたところ、出会ったのがこの会社だったのです。またこの業界はベンチャー企業も多いのですが、「経営母体に信頼の置ける会社のほうがいい」という親のアドバイスもあり、国内でもっとも実績のあるエネルギー企業の一つであるユーラスエナジーを選びました。

  • 吉川

    インフラ業界と、国内外で活躍できるフィールドが整っているという二点を軸に、会社選びを行いました。ユーラスエナジーはその双方に合致している点と、環境保全という観点から自分の下の世代にも自慢のできるビジネスを行っていることに魅力を感じ、入社を決めました。

  • 市川

    大学院では洋上風力発電の研究室に所属して、風力に関する研究を行っていました。ですから社会に出ても風力に何らかの形で関わりたいと思っていたのです。ユーラスエナジーは風力発電事業者の中で国内シェアトップの大手であると同時に、20年にもわたる風車のライフサイクルのすべてに関わる数少ない会社。その「風力発電に対してきちんと責任を負っている」点に魅力を感じて志望しました。

会社の雰囲気はどのように感じていますか?

  • 吉川

    風通しが良く、同僚はもちろん上司にも気軽に相談できる点がいいですね。また入社したばかりの新卒社員であっても明確な目的意識をもっており、「将来はこんなビジネスを展開したい」と考えている人が少なくありません。ですから人に言われて何かをするというよりも、自分自身で発信するなど、積極的に業務に取り組む社員が多いと感じています。

  • 市川

    雑談の中からビジネスの新しいアイデアが生まれたりと、ヒントがもらえる環境が整っていると思います。それは社員一人ひとりがクリーンエネルギーというビジネスに関して、常に考えを巡らせているからだと感じています。また吉川君と私は同期なのですが、彼が早くから大きな仕事を任されているのを見ると頑張っているなと思えるし、業務内容は異なっていても非常に刺激になりますね。

  • 加藤

    当社には中途採用で入ってきた社員も多いのですが、それぞれが何かの分野のスペシャリストなので、分からないことがあってもすぐに相談でき、非常に心強いですね。私が所属するのは海外事業開発の部署ですが、土木の専門家や環境アセスメントのコンサルタントなど、幅広いスペシャリストが揃っています。そうした先輩社員それぞれのいいところを参考にしながら自分自身のスキルを伸ばしたり、将来のキャリアパスについて思いを巡らすことができます。

地球に優しいエネルギーにいち早く着目
自分の仕事に誇りを持てる企業

自らの成長について、どのように感じていますか?

  • 加藤

    私は1年目に国内の開発を担当して、2年目に海外事業部へ異動しました。2年目で早くも海外、しかもアフリカを担当するというのは自分の想像をはるかに超えており、実際に多くの経験を積むことができました。当社は若手だからといって小さな仕事ばかり任されるといったことはなく、早くから大きな仕事を任してくれる社風があります。それが自身の成長につながっていればいいなと思っています。

  • 吉川

    早い時期に新規事業を任されて、ある程度成長できたかなという実感を得ていました。ただ、中途入社で入ってくる自分より年上の社員が、身につけたスキルや専門知識を生かして大きなビジネスを手がける様子を見ていると、自分にはまだ足りない部分があるのだと認識させられます。けれどもこのような環境だからこそ、多くの社員が現状に満足することなく、スキルアップしようという意識が生まれるのではないでしょうか。

  • 市川

    「今ある風車を安全に回してさえいればいい」と考える社員はおらず、誰もが課題を見つけて業務に取り組んでいる点が、当社の特徴であり強みです。そうした環境だからこそ自分も成長できるし、社会にも貢献できるのだと思います。業界団体のワーキングチームに参加した際も他社の方と臆することなく意見交換ができたので、入社3年でも実に多くのことを経験させてもらえたんだなと実感しました。

ずばり、ユーラスの魅力は何だと思いますか?

  • 吉川

    優秀な人材が揃っていて刺激になる。国内風力事業者では最多のアセットを保持しデータも豊富。そして経営基盤も良好と、いわゆる「ヒト、モノ、カネ」の三要素が整っている点です。だから安泰ということではなく、これらの環境が整っていることで、自分自身がやりたいことにも迷わず挑戦できるのではないかと思っています。

  • 市川

    もしかすると私たちの世代は、死ぬまでエネルギーに不自由することなく暮らしていけるのかもしれません。けれどもその先の世代はどうなのか。ユーラスエナジーは、そのことにいち早く気づき、地球に優しい風力というエネルギーに着目しました。このように、自分たちの仕事を誇れる点が当社の魅力です。また風車を使って電力を作る仕事というのは、多くの人に理解してもらいやすく、その点にも魅力を感じています。

  • 加藤

    私自身は海外で働けるというところに魅力を感じています。それ以外ですと、少数精鋭で専門性のある、意識の高い人たちと働ける点でしょうか。私自身はプロジェクト全体をマネジメントできるようになりたいのですが、たとえばファイナンスや事業開発を上手に進行させていくようなスキルを、社内に揃っている各分野のスペシャリストから学んでいきたいですね。

電気のない地域に、灯りを灯すようなプロジェクトに今後も携わっていきたい

最後に将来のビジョンについて語ってください。

  • 市川

    多くの人にとって、まだまだ風力発電は身近な存在ではないと思っています。もっと多くの場所で事業展開することが重要ですが、そこで求められるのは、洋上や風の弱い場所でも効率よく電力を生み出せる新技術の開発。そうした技術を開発することで、風力発電の需要を高めたいですね。何よりも、風車を見ると再生可能エネルギーへの関心が高まると思うし、それが風力発電全体を後押ししてくれるのではないでしょうか。

  • 加藤

    アフリカには、まだ家に電気が通じていない家庭や地域も少なくありません。そうした電気のない地域に、灯りを灯すようなプロジェクトに今後も携わっていきたいと、実際にアフリカを訪れてみて強く感じました。そして、そんな電化率の低い地域の人たちが初めて使う電気が、風力で作られた電気だったらどんなに素敵だろうと思っています。

  • 吉川

    電力の地産地消である、マイクログリッドに取り組みたいと思っています。これは各地域に小規模な発電設備を設置することで災害にも強く、安定的に電気を供給するという考え方。このシステムを構築できれば、数年前に北海道で起きたような、ほぼ全域が停電してしまうといった事態も回避できます。風力発電であればマイクログリッドの構築も難しくはないし、全国で事業展開している当社ならそれが実現できると考えています。