クリーンエネルギー発電のその先へ。
多様性に富んだクリーンエネルギーの活用が、
我々が想う理想の未来につながる。

我々は30年以上にわたり風力発電事業を続けてきました。これまではクリーンエネルギーを促進するための政府の支援がありましたが、近年では再エネ発電の普及が進むにつれてその支援はもはや不要になりつつあり、いわゆる「ポストFIT」時代がすぐそこまで来ています。 また社会における環境への意識の高まりの一方で、クリーンエネルギーが普及してくるにつれて人々の生活との共存への様々な課題が明らかになってきています。 我々はこうした問題を解決し、更に支援が無くなった環境の下でもこれまで同様に再エネの普及・拡大を行うべく、日々切磋琢磨して実力を磨き続けています。

さらにこの30年の間に当社を取り巻くその他の事業環境も大きく変化しています。IoTや5G時代に突入し、自動車産業なども製造業からサービス業への転換を迫られているなど産業構造も多様化しようとしています。地理的にも一極集中型から、需要も供給も地元で生み出す地方創生のような地域分散型に移行しつつあります。

こうした動きは全て「持続可能な社会」の実現へと向かっており、電力事業のようなインフラ産業も、サービス業やそれらへの融合が求められてきています。 そうした状況の中で、我々も再エネ発電事業の枠に囚われず、より多様性に富んだ社会に対応し、来るべきポストFITの時代でもユーラスエナジーが成長を続けられるような新たな事業領域へ挑戦していきたいと考えています。

  • New approach 01

    小売事業

    将来は自身で電力の購入先を確保していかなければなりません。将来のそうした環境に備えるため小売事業を開始しました。小売事業を本格化することで再エネ発電所で発電した電気を地元に届けたり、RE100企業など再エネ由来の電気を必要とする方へ届けることを目指しています。

    https://www.eurus-green-energy.co.jp/

  • New approach 02

    道北地域におけるデータセンター事業

    生成AIやIoTの普及でデータセンターの需要が急増する中、データセンターへの再生可能エネルギーの活用が注目されています。当社は、風力発電の適地である北海道の道北地域に、風力発電由来の再生可能エネルギーを主に活用するデータセンターの建設・運営の実現に向けて取り組んでいます。本事業により、再生可能エネルギーの地産地消の実現と産業誘致を目指していきます。
  • New approach 03

    陸上風力発電所のO&Mサービス事業

    ユーラスエナジーグループの全国の発電所の安全・安心を支えているユーラステクニカルサービスが、20年以上にわたる運転・保守で培った知見・ノウハウを活用し、陸上風力発電所のO&Mサービスを提供します。お客さまの発電所のアセットマネジメントの代行や運用体制構築、発電所の監視業務代行などのサービスを提供し、安全・安定操業をトータルでサポートします。

    https://www.eurus-technical-service.com/service/support

  • New approach 04

    系統用蓄電池事業

    再エネの普及・拡大に伴い、変動する発電量に対応できる調整力が求められています。当社は電力需給の安定化と再エネの更なる導入促進のため、系統用蓄電池事業を開始しました。第一弾として「ユーラス白鳥バッテリーパーク」が2024年1月に完成し、運転開始しています。
    案件名 ユーラス白鳥バッテリーパーク
    所在地 福岡県田川市大字伊田
    設備規模(蓄電池容量) 1,500kW(4,580kWh)
    運転開始 2024年1月