風力発電事業者懇話会を設立

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2000.12.28

トーメンの発電事業子会社である㈱トーメンパワージャパンを代表幹事として、エコパワー㈱、電源開発㈱、 日本風力開発㈱、丸紅㈱の5社は、風力発電の普及に向けた任意団体「日本風力発電事業者懇話会」を1211日付けで 設立しました(電源開発株式会社は賛助会員)。

国内での風力発電事業が、健全に発展するような事業環境を整えるために発電事業者が集まり、意見交換し、 風力発電の普及促進のための活動を行うことを目的としています。日本における風力発電は、風車の大型化に伴う 効率化や、欧米における著しい普及の促進を反映して、COP3京都会議以降、電力関連の業界のみならず、急速に 国民的な関心を集めつつあります。こうした市場環境の整備をさらに促進し、充実させるために、風力発電業界の 主要事業者をメンバーとする任意団体の設立を決めたものです。

1997
年には、いわゆる「新エネ法」が制定され、政府による補助金制度の確立や、電力会社による自主的な 「長期買取メニュー」の導入により、日本における風力発電も導入促進に向けて大きな一歩を踏み出しました。 しかしながら、最近では超党派の自然エネルギー促進議員連盟により、風力で発電した電力につき一種の買取義務に 近い形を法律で規定しようという動きがある一方で、電力会社は、グリーン電力制度とこれに伴う入札制度の導入を 打ち出すなど、風力発電を取り巻く環境も大きく変化しようとしています。

このような状況下、5社の事業者は、まずは拘束力の弱い懇話会という形での任意団体を設立して業界としての 意見を取りまとめ、対外的に積極的なかつ建設的な情報発信をしていくことで合意しました。構成メンバーは、 当初5社でスタートしますが、設立後同業の他社にも働きかけていきます。

 

 

正会員 4

代表幹事

株式会社トーメンパワージャパン

幹事

エコパワー株式会社

会員

日本風力開発株式会社

会員

丸紅株式会社

賛助会員 1

-

電源開発株式会社