東通村岩屋の風力発電所で風車の取り付け開始

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2001.05.11

トーメンが青森県東通村岩屋地区に建設を進めている国内最大級の風力発電所「岩屋ウインドファーム」 (総出力32,500kW)で510日、 1基目の風車の取り付けが行われました。

 

岩屋ウインドファームは、津軽海峡に面した岩屋集落の小高い丘(標高約220300メートル)に、1基当たり出力 1,300kWの風車を25基設置する計画で、 200010月に着工し、仮設道路の整備や敷地造成、風車の基礎工事などを 進めてきました。風車はデンマークのボーナス社製で、支柱の高さは68メートル、羽根3枚を組み合わせたローターの 直径は62メートルに及び、羽根の最高点は地上から99メートルに達します。大型の風車ですが、騒音対策に優れた 最新鋭機種です。

当日は現地で安全祈願祭が行われ、工事関係者ら約30人が出席し、神事の後、重さ48.5トンある発電機を大型 クレーンでつり上げ、支柱の上に据え付ける作業を見守りました。ローターも設置する予定でしたが、強風のため 延期されました。

今後、残りの風車の建設に順次取り掛かり、200111月の完成、同年12月の商業運転を目指します。