現場を知っているから、データの先が見える。
風を読み、未来の発電所を描く面白さ。

現場を知っているから、データの先が見える。
風を読み、未来の発電所を描く面白さ。

データマネジメント部

井上 桃伽

2022年4月入社(新卒)

理工学部・大学院で機械工学や流体解析を学び、2022年4月に新卒入社。技術部土木建設チームで風力発電所の建設工事に携わった後、データマネジメント部へ。現在は風況チームで、風況解析や発電量評価を担当。※部署名は配属当時の名称

風がどこで、どのように吹いているのか。そのデータを読み解くことは、風力発電所づくりの出発点です。技術部で建設工事の現場を経験し、現在は風況解析や発電量評価に携わる井上さん。机上の数字の向こうに、実際に建つ発電所の姿を思い描きながら、最適な風車の配置を探しています。風を読み、未来の発電所を描いていく。その仕事の面白さについて語ってもらいました。

入社の理由を教えてください。

エネルギー問題を、
自分の仕事として考えたかった

高校生の頃から、再生可能エネルギーにかかわる仕事をしたいと思っていました。東日本大震災による福島の原発事故をきっかけに、エネルギー問題について考えるようになりました。母の出身地である広島や、私自身が高校時代を過ごした沖縄で、戦争の体験談を聞く機会が多かったことも、その背景にあります。

就職活動では、風力発電の事業者を志望していました。発電事業者であれば、事業の最初から終わりまで、さらに将来のリプレースまで幅広く見ることができます。中でもユーラスエナジーは国内での実績や知識、ノウハウが豊富で、風力発電に深く関わるには理想的な環境だと思いました。

現在の仕事内容について教えてください。

現場を知っているから、
解析の先に発電所の姿を描ける

現在は、データマネジメント部の風況チームに所属しています。風の良い場所を選び、風車を配置した場合の発電量をシミュレーションするため、風の調査や解析、発電量評価を行っています。

入社後最初に所属した技術部の土木チームでは、陸上の風力発電所の造成工事や風車の建設工事に関わり、工程管理、品質管理、安全管理などを担当しました。その経験を通じて風力発電事業全体の流れを掴めたことは、今の仕事にも活きています。現場を知っているからこそ、机上の解析だけではなく、実際に建つ発電所の姿をイメージしながら考えられるようになりました。

入社後に必要な知識を身につけるうえでは、社内の「Eu-ゼミ」が役に立ちました。社員が講師となって「国内風力発電事業の流れ」や「風況とは何か」といったテーマをウェビナー形式で説明し、アーカイブで学べる仕組みです。私自身も、これまでに何度か講師を担当しました。

印象に残っている仕事はありますか?

想定外の出来事の中で学んだ、
動じず前に進める力

技術部時代に印象に残っているのは、風車の建設工事中に、工事全体を一時的に止める判断が必要になったことです。風車の羽根を組み立てる際、使用する機械の扱いについて確認すべき点が見つかったのです。安全に関わる重要な事項だったため、確認が取れるまで工事を再開することはできません。

その工事では1200トンクレーンを使っており、1日待機状態になるだけで数百万円規模の損失につながってしまいます。関係者へのヒアリングや情報整理を行い、どう進めるかを相談しながらなんとか対応しました。

この経験を通じて、予期せぬ状況でも必要以上に動じず、情報を整理し、人を巻き込みながら前に進める力がついたと思います。技術の仕事では、専門知識だけでなく、全体像を見て周囲と調整する力も大切だと感じています。

今の仕事のやりがいを教えてください。

風況と土木、両方の視点で
最適解を探すのが面白い

現在の仕事で楽しいと感じるのは、風車のレイアウトを考える業務です。風が強く吹く場所に風車を置くことは大切ですが、傾斜が急な場所では造成工事が増え、コストが上がってしまいます。

そのため、風況が良い場所を見極めながら、工事コストも抑えられる配置を考える必要があります。技術部時代の土木の視点と、現在学んでいる風況の視点を組み合わせて、どこに風車を置くのが最適かを考える。その作業がとても楽しいです!

大学院で学んだ流体解析やプログラミングも活かしながら、たくさん吸収していきたいです。

今後の目標を教えてください。

専門性を深めながら、
国内外の案件を動かせる技術者になりたい

今後は、海外案件にも挑戦していきたいです。土木・建設工事の経験を土台に、現在は風況の専門性を深めています。まずは風況のスペシャリストとして力をつけ、そのうえで、将来的には国内外を含めて、全体像を見ながら適切な技術力で案件を進められるエンジニアになりたいです。

ユーラスエナジーを志望する方へメッセージをお願いします。

最初から詳しくなくても、
学びながら風力発電を深めていける

ユーラスエナジーは、発電事業者として幅広い事業フェーズを経験できる会社です。風力発電や再生可能エネルギー、技術の仕事に関心がある方にとって、幅広い経験を通じて専門性を磨ける環境だと思います。

自然と向き合いながら専門性を深めていける環境で、一緒に成長していきましょう。

ある1日の流れ

※前日に現地入りし、ホテルに宿泊

07:30

ホテルで朝食

出張先のホテルで朝食をとり、現地での作業に備える。

08:00

集合・出発

関係者と集合し、作業現場へ向けて出発する。

09:00

風況マスト新設の現地検収

新設された風況マスト(※)について、設置状況や機器の設定などを確認する。

11:00

作業終了・移動

現地での確認作業を終え、次の場所へ移動する。

12:00

昼食

出張先で昼食をとる。地域ならではの食事を楽しめることも。

13:00

次の場所へ移動

午後の作業場所へ移動する。

14:00

観測中の風況マストの確認

観測中の風況マストを訪問し、データ回収や状況確認を行う。

14:30

作業終了・空港へ移動

作業を終え、帰路につくため空港へ移動する。

15:30

空港到着・帰宅

空港に到着し、出張先から帰宅する。

※風況マスト:風速計や風向計などを設置し、風の状況を観測するための設備。

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