（仮称）みちのく風力発電事業の取りやめについて

株式会社ユーラスエナジーホールディングス（本社：東京都港区）は、青森県青森市、平内町、野辺地町、東北町、七戸町及び十和田市にまたがる地域で検討を進めてまいりました（仮称）みちのく風力発電事業（以下、「本事業」）を取りやめることとしました。
これに伴い、着手しておりました環境影響評価法の手続きに関しても、今後速やかに本事業の廃止手続きを進めてまいります。

本事業においては、2021年9月に当初計画を公表し、まずは本自治体にまたがる事業実施想定区域を広範に設定したうえで、地域の皆様からのご理解を得られる風力発電所とすべく、事業化が可能な区域を絞り込むための調査及び検討を実施してまいりました。
しかしながら、これまでに頂戴した地域の皆様や各自治体からのご意見も含めて総合的に検討した結果、このまま計画を推進していくことは適切ではないと判断いたしました。

青森県は日本国内でも風況が良い地域であり、当社は、青森県において2001年11月からユーラス岩屋ウインドファームの運転を開始して以降、6ヵ所（合計出力137,250kW）の風力発電所を建設し、20年以上にわたり自治体や地域の皆様からのご理解とご協力をいただきながら事業を行ってまいりました。
今後は青森県より公表された「自然環境と再生可能エネルギーとの共生構想」も踏まえ、当社は引き続き県内での風力発電の推進を通じて日本の再生可能エネルギーの普及・拡大を目指し、地球環境保全ならび地域に貢献してまいりたいと考えております。

今後も自然環境と再生可能エネルギーの共生を目指し、これまで以上に地域の皆様との十分な対話を通じて事業を進めてまいります。