野辺地ウインドファームにおける風車ブレードの一部折損について

  • プロジェクト
2011.09.06

2010年1110日に発生した野辺地ウインドファームのブレードの一部折損事故に関し、風車メーカーの協力を得ながら、調査・分析を行ってまいりました。このたび原因が判明いたしましたので、95日に関東東北産業保安監督部へ運転再開に向けての対策を含め、報告いたしました。

原因
ブレード製造過程において人為的な要因による製造不良が生じたことによりブレードの強度が低下し、運転中の風荷重により折損にいたったことが判明しました。

対策
折損したブレードについては新しいブレードに交換しました。その他のブレードについては、ブレード内部の映像により製造不良を識別する手法にて全数検査を行います。健全でないと評価されたブレードについては新しいものと交換したのちに順次運転を再開いたします。なお、同じ機種を採用している青森県の北野沢および愛媛県の瀬戸の両発電所においても同様の対策を実施いたします。

近隣の皆様には、大変ご迷惑・ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。今後も安全の確保を最優先に考え、風力発電所の安全・安定運転に努めます。