チリにおける当社初の太陽光発電事業について

2017.09.19

当社グループは、スペインの風力・太陽光発電事業者であるGrenergy(グリナジー)グループが保有するチリの2か所の太陽光発電所(合計出力1万8,000kW(交流))を譲り受けました。これにより当社グループは南米では2か国、世界では12か国で事業を展開することになりました。

2つの発電所は首都サンティアゴより南西に140kmのO'higgins(オイギンス)州にあり、それぞれ9,000kWの規模で既に2017年5月より運転開始しています。発電した電気は同国の卸電力市場へ売電しています。

チリは経済成長による電力需要の伸びが今後も期待され、発電電力量に占める再生可能エネルギーの割合を2050年までに70%にするという目標を掲げており、再生可能エネルギーの導入に積極的です。さらにチリは世界でも有数の日射量を有し、その量は日本の2倍強となっています。
当社グループとしては今回の発電所の取得を足がかりに、こうした事業環境を追い風としつつチリにおける更なる事業展開を進めていきます。

発電所事業の概要

発電所名 La Esperanza(ラ・エスぺランサ)および Marchigüe(マルチグエ)
所在地 O'higgins, Chile(オイギンス、チリ)
規模 合計18,000kW(交流)、20,680kW(直流)(1か所あたり9,000kW(交流)、10,340kW(直流))
売電先 卸電力市場