国内全拠点の使用電力の実質再エネ100%・CO 2フリー化を推進します
~事業活動に伴う温室効果ガスの排出を実質ゼロにし、地球環境保全に貢献~
当社グループは、国内の全拠点が事業活動で使用する電力による、温室効果ガス(CO2)の排出量を削減する取組みを開始いたしました。
2020年度の当社グループ国内全36拠点と稼働中の全40か所の風力・太陽光発電所の電力使用に伴うCO2の年間排出量は、約5,000トン、平均的な一般家庭の約1,800世帯分に相当*1しますが、このたび、それに相当するFIT非化石証書と再生可能エネルギー発電由来のJ-クレジットを活用*2することにより、実質的に再生可能エネルギーを100%使用したものとし、CO2の排出を実質ゼロにいたしました。
当社グループは、「クリーンエネルギーの普及拡大を通じ、地球環境保全の一翼を担う」という企業理念のもと、30年以上にわたり世界各国で発電時のCO2排出がない再生可能エネルギーの発電事業に取り組んでまいりましたが、日本政府が目指す2050年までの脱炭素社会の実現を目指すためには、事業を行ううえで自ら使用している電力についてもCO2排出の削減を推進することが重要と考えております。2020年度の達成でとどまることなく、2021年度以降も本取組を推進し、CO2の排出ゼロを目指していく予定です。
今後も、当社グループは再生可能エネルギー発電事業者のリーディングカンパニーとして、再生可能エネルギーの積極的な利用を推進するとともに、地球環境保全ならびに持続可能な社会づくりに貢献してまいります。
*1世帯当たりの年間CO2排出量は2.72トン(出典:「家庭部門のCO2排出実態統計調査(家庭CO2統計)」環境省)として算出
*2当社グループ内の小売電気事業者である株式会社ユーラスグリーンエナジーより供給を受けた電力については、当社グループ発電所のトラッキングが付与されたFIT非化石証書を活用。他の小売電気事業者より供給を受けた電力については、再生可能エネルギー発電由来のJ-クレジットを活用。
■対象拠点一覧
【株式会社ユーラスグリーンエナジーについて】
日本国内における風力発電業界のリーディングカンパニーである株式会社ユーラスエナジーホールディングスの100%子会社であり、ユーラスエナジーグループのなかで電気の小売販売を担う会社として2018年12月に設立。ユーラスブランドの電気を一部発電所の地元施設を対象に提供するサービスを2022年3月より開始予定。