韓国最大の風力発電事業に参画
ユーラスエナジージャパンは、日本においてこれまで18万kWを超える風力発電事業を操業しておりますが、このたび 新たな市場として韓国最大手の風力発電事業者であるユニスン社が主体で推進中の同国最大の風力発電事業 (総出力9万8,000kW)へ資本参加することを決定いたしました。
総プロジェクトコストは約160億円、建設予定地は韓国北東部の江原道大関嶺地区で、株主間協定書及びプロジェクト ファイナンスの融資契約も締結済です。本年4月より建設を開始し、2006年9月には全基(49基)が商業運転を開始する 予定です。
韓国では、2003年末に発表された新エネルギー技術開発普及基本計画において、風力発電の2011年度の導入目標を225万kWと 決定しております。さらに導入促進のために、「長期優遇価格の適用(15年間107.66韓国ウォン/kWh)」などの積極的な 支援策が打ち出されたことにより、同国での風力発電事業は今後加速度的に普及するものと期待されます。本事業は この国策を背景に風力発電事業の拡大を図るユニスン社よりの招聘を受けて参画するものです。
ユーラスエナジーグループは、今までに培ってきた日本・米国・欧州での風力発電事業(操業中設備容量:102万kW)の 経験とノウハウを活かし、本事業を推進いたしますが、これを契機に、今後は新たな市場として韓国での風力発電事業を 本格的に展開していく方針です。
事業会社概要
会社名
ガンウォンウインドパワー
資本金
約378億韓国ウォン(約38億円)
資本構成
ユニスン |
35% |
アクシアパワーホールディングス |
30% |
ユーラスエナジーインベストメンツ |
10% |
他 |
25% |
総事業費
約1,604億韓国ウォン(約160億円)
総出力
9万8,000kW (2,000kW×49基)
売電先
韓国電力取引所(政府の長期優遇価格買取制度に基づき代金決済)
売電期間
15年間以上