国見山ウインドファームで安全祈願祭を開催

2009.07.22

当社グループが鹿児島県の大隈半島にて推進している国見山ウインドファーム(総出力25,050kW)の安全祈願祭が、717日に 関係者約100名の出席者の参加のもと、地元の肝付町にて執り行われました。 

本プロジェクトは建設予定地の大半が国有林野となっていることより、構造改革特別区域法(注)に基づき、自然と人との共生を 目指す観光づくりに取り組んでいる肝付町が「環境共生まちづくり特区」を内閣府に申請し、200611月に認定されました。 
この標高約880メートルの国見山の東側尾根に、当社グループとしては初めての採用となる日本製鋼所社製の1基あたり1,670kWの 風車を15基設置し発電を行いますが、50kmに及ぶ美しい海岸線と緑深い山に風車がそびえる光景は「絵になる風景」として、 新たな地域のシンボルとしても期待されています。 

当社グループは九州地方において既に鹿児島県の輝北町で総出力20,800kWのウインドファームを操業しており、本発電所は同地方で 2件目の大型案件となります。間もなく本格的な工事着工となり、営業運転開始は201010月下旬を予定しております。 

(注)地域特性に合わせた規制緩和を行い,地方の活性化を狙った「構造改革特別区」制度を定めた法律 

補足
2010年420日追記
九州電力が行った2009年度の風力発電系統連系(一般枠)の受付で、4,950kWが追加で連系可能と判断されたことに伴い、 本発電所の総出力は30,000kW1基当たり2,000kWの出力が可能)となりました。なお、風車の機種と基数は変更ありません。