南米における当社2件目の風力発電所の完工について
2016.08.30
当社グループとして南米のウルグアイにおける2件目の風力発電所が、今年8月に本格稼働となりました。このプロジェクトは、1件目のミナス風力発電所と同様に、フランスを拠点とする再生可能エネルギー事業者であるAkuo Energy SAS(アクオ)と共同で推進してきた案件です。
発電所は首都のモンテビデオから北にあるフロリダ県に、1基あたり3,300 kWのヴェスタス社製の風車を15基設置したもので、総出力は49,500kWとなります。ミナス風力発電所とあわせると、ウルグアイにおける当社グループの設備容量は9万1,500kWとなります。
ウルグアイは10年足らずで政府の補助金なしに、二酸化炭素排出量を大幅に削減し、また現在では水力を含めた再生可能エネルギーは国の総発電量の95%を占めています。なお、風力発電の導入量については、2015年末で84万5,000kWですが、2018年までに150万kWの導入目標を掲げています。
当社グループとしては同国における2件の風力発電所の実績を足がかりに、中南米における更なる事業展開を進めていきます。
発電所の概要
発電所名 | Florida Ⅱ 風力発電所 |
所在地 | ウルグアイ(フロリダ県) |
発電規模 | 49,500 kW (3,300 kW x 15基/ヴェスタス社製) |
事業会社 | Glymont S.A. (グライモン) |
出資構成 | ユーラスエナジーグループ 43.5% Akuoグループ 56.5% |
売電先 | Administración Nacional de Usinas y Trasmisiones Eléctricas (UTE:ウルグアイの国営電力会社) |