スコットランドにおける洋上風力発電事業に出資参画
~当社グループ初となる洋上風力発電事業への出資案件~
株式会社ユーラスエナジーホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:諏訪部 哲也、以下「当社」)の海外グループ会社であるEurus Energy UK Ltd.は、英国スコットランドで開発中のPentland 浮体式洋上風力発電プロジェクト(以下「本プロジェクト」)に参画するため、デンマークのファンド運用会社Copenhagen Infrastructure Partners P/S(以下「CIP社」)との間で、CIP社およびスウェーデンのHexicon A/B(以下「Hexicon社」)が出資するHighland Wind Limitedの株式を、CIP社の旗艦ファンドを通じて一部取得することで合意しました。本プロジェクトは、当社グループが洋上風力発電事業に出資参画する初の案件となります。
本プロジェクトは、ハイランド州ケイスネス郡のドーンレイ沖7.5kmにて予定されている浮体式洋上風力発電事業で、約10万kWの規模の許認可を受けています。操業期間は最長25年間を予定しており、最大でハイランド州の約65%にあたる約70,000世帯分のグリーン電力を供給します。
本プロジェクトは、CIP社が主要株主、Hexicon社が少数株主として出資するHighland Wind Limitedによって開発が進められています。また、開発活動は、CIP社専属の洋上風力開発パートナーであるCopenhagen Offshore Partners A/Sが担います。
今後、当社グループは本プロジェクトの出資参画を通じ、洋上風力発電事業におけるノウハウや技術を蓄積し、国内外の洋上風力発電事業にて積極的に活用してまいります。
さらに、当社グループは今後も「クリーンエネルギーの普及・拡大を通じ、地球環境保全の一翼を担う」という企業理念のもと、引き続き風力発電の更なる拡大に取り組み、地球環境保全ならびに持続可能な社会づくりに貢献してまいります。
【プロジェクト概要】
予定地 | スコットランド ハイランド州ケイスネス郡ドーンレイ沖 7.5km |
事業主体 | Highland Wind Limited 株主:Copenhagen Infrastructure Partners P/S、Eurus Energy UK Ltd.、Hexicon A/B |
【プロジェクト予定地】
【Copenhagen Infrastructure Partners P/Sについて】
2012年に設立され、再生可能エネルギーへの投資を中心とした世界最大のファンド運用会社で、洋上風力発電のグローバルリーダーです。CIP社が運用するファンドは、洋上風力発電、陸上風力発電、太陽光発電、バイオマス・廃棄物発電、送電・配電、蓄電池、次世代バイオ燃料、Power-to-Xなどへの投資に重点をおいています。現在、12件のファンドを運用しており、160以上の国際機関投資家から投資資金を調達し、その運用資産は約280億ユーロとなります。コペンハーゲン、ロンドン、ハンブルグ、ユトレヒト、ニューヨーク、東京、シンガポール、ソウル、ミュンヘン、ルクセンブルグ、メルボルンに500人以上の従業員とオフィスを有しています。
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