「浜里ウインドファーム」の日中の運転再開について
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2025.07.11
当社のグループ会社である合同会社道北風力が運営する「浜里ウインドファーム(北海道天塩郡幌延町)」(以下「当該発電所」)は、海ワシ類のバードストライクの複数発生を受けて、2025年3月25日より海ワシ類が活動する日の出1時間前から日没までの間、当該発電所の風力発電機全14基の運転を停止していました。
このたび、春の渡り時期が終了し、サイト内の海ワシ類飛翔数減少を確認したことと、昨年導入したバードストライク対策システムの調整・改善を実施したことを踏まえて、鳥類の専門家とも協議した結果、バードストライク発生回数の多い1基を除いた13基について、日中の運転を7月12日より再開します。
当社は、今後も自然と風力発電の共生を目指し、バードストライク対策システムの効果検証を継続的に推進するとともに、バードストライク防止に向けた取り組みを一層強化してまいります。
【実施した調整・改善】
・海ワシ類接近を検知した際に発する忌避音の音量アップ
・ナセル上部への忌避音スピーカーの追加設置(主に発生頻度の高い北側・内陸側の風力発電機7基に実施)