2022年度分の国内全拠点の使用電力 実質再エネ100%・CO 2フリー化を達成

  • プロジェクト
2023.08.09

当社グループは、日本国内の事業所や保有施設を含む全拠点が事業活動で使用する電力による温室効果ガス(CO2)の排出を削減する取組みを推進しており、このたび2022年度(202241日~2023331日)の使用電力について、CO2排出を実質0(ゼロ)にいたしました。これにより、本取組を開始した2020年度より3年連続の達成となります。

2022年度は、国内全50の事業所と稼働中の全45か所の風力・太陽光発電所の使用電力について、CO2を排出しない環境価値を有する「非化石証書」を組み合わせた実質CO2フリー電気の調達*1FIT非化石証書*2の購入などにより実質的に再生可能エネルギーを100%使用したものとし、年間の使用電力に伴うCO2排出量、約6,500トンを削減*3いたしました。この削減量は、一般家庭約2,400世帯分*4CO2排出量にあたります。

本取組は、日本政府が目指す脱炭素社会の実現に貢献するものと考えており、2023年度以降も本取組を推進し、CO2の排出ゼロを目指していく予定です。

今後も、当社グループは再生可能エネルギー発電事業者のリーディングカンパニーとして、再生可能エネルギーの積極的な利用を推進するとともに、CO2の排出量を減らし地球環境保全ならびに持続可能な社会づくりに貢献してまいります。

本取組により、持続可能な開発目標として定められた17の目標のうち、「7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「13.気候変動に具体的な対策を」の開発目標に貢献することになります。

*1当社グループ内の小売電気事業者である株式会社ユーラスグリーンエナジー(以下、EGE)や他の小売電気事業者より、当社グループ発電所由来の環境価値を使用して実質CO2フリー化した電力を調達
*2当社グループ発電所の属性情報が付与された証書を、EGEを介して購入
*3 2021年度提出用基礎排出係数により算定
*4世帯当たりの年間CO2排出量は2.72トン(出典:「家庭部門のCO2排出実態統計調査(家庭CO2統計)」環境省)として算出