夏休みに親子でチャレンジ!「フラワーパークで未来のエネルギーを探そう」を開催!
- 静岡県
2019年7月31日、浜松市の「はままつフラワーパーク」にて、『夏休みに親子でチャレンジ!「フラワーパークで未来のエネルギーを探そう」』を開催しました。このイベントは、通常は発電所近隣の小学校で開催している環境教育プログラム「未来×エネルギー プロジェクト」の夏休み特別バージョンで、昨年に引き続き2回目の開催です。
「未来×エネルギー プロジェクト」とは、身近にある未来の「エネルギー」になりそうなものを探し、どのように活用するのかを考え、発表してもらう取り組みです。
夏休み特別バージョンの本イベントでは、はままつフラワーパーク内を舞台に、家族や友達と協力しながら未来のエネルギーになりそうなものを探し、その活用方法を考えていただきました。はままつフラワーパークは、東京ドーム約6.4個分に相当する約30万㎡の広い園内に、季節の花々をはじめ、大温室や噴水、観覧車などがあるとても大きな公園です。7月末のパーク内では、ヒマワリやバラなどの植物が元気に咲いていたほか、とても大きな盆栽や不思議な形の植物などの展示が行われていました。
今年のイベントには、子ども16名、大人7名の合計22名にご参加いただきました。
さて、オリエンテーション冒頭に先生から発表された今回の発表テーマは...「子どもたちが考える未来のエネルギー公園とは?」です。
今も楽しいはままつフラワーパークを、未来のエネルギーを使ってもっと楽しい公園にするにはどうすればいいか?をそれぞれ考え、発表してもらいます。
すでに世界で実現しているユニークなエネルギーの事例が先生から紹介されたあと、参加者はそれらをヒントに、はままつフラワーパーク内で将来のエネルギーを考えていきます。題材探し用に配布されたタブレットが一人に1台行きわたると、みんな思い思いの場所へ、未来のエネルギーを探しに出発しました。
それでは、広い園内でエネルギーを探している様子を少しのぞいてみましょう。
この日、外はとても暑く、短時間で集中しての未来のエネルギー探しとなりました。
未来のエネルギーを見つけた後は、オリエンテーションを受けた部屋に戻り、それぞれの視点で発表準備を行います。園内で撮影してきた未来のエネルギーの題材写真を、タブレットのアプリを使って発表用の作品に編集する表情はみんな真剣です。写真にスタンプを押したり、絵を描いたり、それぞれアイデアを正確に伝えるべく、工夫を凝らしていました。準備の後は発表です。それぞれが見つけてきたアイデアを、互いに紹介し合いました。
みんなのアイデアから、いくつかご紹介します。
観覧車くるくるエネルギーは、観覧車の軸部分が回る摩擦で、園内が涼しくなるんですって!夏にぴったりですね。
すべり台エネルギーは、すべり台をすべるときの摩擦で、恐竜をライトアップします。すべり台の摩擦の力とは、目のつけどころがユニークで楽しいですね。
噴水エネルギーは、噴水の水の力で歯車を回し、ミストシャワーを出して公園内を涼しくしてくれます。
このほかのアイデアも、どれもより楽しい公園となること間違いなし!な素敵なものばかりでした。自由な発想で見つけてくれた未来のエネルギー、いつか本当にできると楽しいですね。
授業の最後には、フラワーパーク理事長さんの「理事長賞」、先生の「エネルギー姉さん賞」、参加したみんなで決めた「オーディエンス賞」が授与され、イベントは終了しました。夏の日差しに負けないみんなの元気な笑顔で、とても楽しい夏休みの1日となりました。