釜石広域ウインドファームにおける風車翼の損傷について
- プロジェクト
2005.03.08
2004年11月末に完工した釜石広域ウインドファームにおいて、2月23日に風力発電設備のブレード(翼)が破損する事故が 発生いたしました。昨年11月27日に翼の破損事故が発生し、当社として学識経験者を含む事故調査委員会を設置のうえ 原因の究明と対策の検討を進めていましたが、今回同様の事故が再発したことの重大性に鑑み、3月4日より全風車 (43基)の運転を停止しております。現在現場での状況を確認するとともに事故原因を究明中ですが、今後も安全性の 確保を最優先に、運転再開に向けた対策を早期に検討のうえ実施したいと考えております。
- 発電所名
釜石広域ウインドファーム [出力4万2,900kW]
(釜石市・遠野市・大槌町に立地する風力発電施設) - 発生確定日時
2005年2月23日(水) 午後 (詳細は調査中) - 破損状況
19号機 (西サイト: 遠野市)
33号機 (東サイト: 大槌町)
36号機 (東サイト: 大槌町)
上記3基はいずれも翼が1本ずつ根元付近まで破損。また、破損した翼により、ナセルのカバーが一部破損 - 製造者及び機種
三菱重工業(株)製 MWT-1000A - 事故調査委員会
学識経験者4名、および三菱重工業(株)2名を含む12名より構成