瀬戸ウインドファームにおける風車ブレードの一部折損事故について

  • プロジェクト
2008.10.28

当社グループは、200829日に発生した瀬戸ウインドファームのブレードの一部折損事故に関し、風車メーカーの協力および 社外有識者のご指導をいただき調査・分析を行ってまいりました。 このたび原因等が判明いたしましたので、1023日に発電事業会社より中国四国産業保安監督部へ運転再開に向けての対策を含め、 報告いたしました。

原因
ブレードの製造過程において人為的な要因による製造不良が生じたことによりブレードの強度が低下し、運転中の風荷重により 折損にいたったことが判明しました。 

対策
折損したブレードについては新しいブレードに交換します。その他のブレードについては非破壊検査(超音波探傷試験)を行い、 健全でないと評価されたブレードについては新しいものと交換します。 尚、同じ機種を採用している青森県の野辺地および北野沢の両発電所においても同様の対策を実施いたします。 

近隣の皆様には、大変ご迷惑・ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。 今後も安全の確保を最優先に考え、風力発電所の安全・安定運転に努めます。