豪州ヴィクトリア州における風力発電所の建設について

  • プロジェクト
2015.07.08

当社グループが豪州で推進しているCoonooer Bridge (カヌーアブリッジ)ウインドファーム(総出力19,800kW)の着工式が73日にオーストラリア首都特別地域(Australian Capital Territory – ACT州)の環境大臣を始めとする関係者ら参列のもと執り行われました。

このプロジェクトは、豪州の風力発電事業者であるWindlab Development社(以下WLD社)が開発した案件に当社が参画したもので、メルボルンの北西約250 kmのカヌーアブリッジに、1基あたり3,300kWのヴェスタス社製風力発電機を6基設置するものです。本件は近隣住民も出資しており、地元密着型の発電所です。営業運転開始は2016年3月を予定しており、ACT州との間で、20年間の長期売電契約を締結しています。

この発電所は当社グループとして豪州では2件目、南半球では3件目のプロジェクトとなり、完成すると当社が南半球で所有する風力発電の設備容量は10万kWを突破します。豪州を含む南半球は、今後も成長が見込まれる当社グループにおける主要マーケットの一つであり、さらなる事業展開を進めていきます。

発電所の概要

所在地 オーストラリア、ヴィクトリア州
(メルボルン北西約250 km)
発電規模 19,800kW
(3,300 kWx6基/ヴェスタス社製)
営業運転開始 2016年3月(予定)
出資構成 ユーラスエナジーグループ   約80%
Windlab Development社    約16.2%
地域住民(Community)    約3.8%
売電先 オーストラリア首都特別地域
(Australian Capital Territory – ACT州)